夢をつぶやく

栗花落のつぶやきです。

獣の奏者

久しぶりの更新になっちゃいました。

 

昨日までに、獣の奏者を完結編まで読みました。

人と生き物の関係性や、エリンの生涯、家族、あのラスト。

最後の方を読んでいる時には、闘蛇編や王獣編の幼くて純粋で、ひたすらに王獣と向き合っていたエリンを思い出しました。

それを思い出すたびに、あの子がなぜこんなにも苦しい道を歩まねばならなかったのか、と悲しくなります。

けれど、エリンは最後に、ちゃんと、幼い頃の思いを成し遂げた。また、何年も過ぎたら同じような事が起こってしまうかもしれないけれど、エリンのしたことはほんとうに素晴らしかったな、と思います。

今わたしが思っていることが、うまく言葉にならないことが痒いのですが、とにかくこの物語に出会えてよかったな、と思います。

もしこの物語が世に送り出される前に生きて死んでいたら、わたしは、この物語から得られるたくさんのことを知らずに死んでいたかもしれない。

話はそれていきますが、これから先、もっともっとたくさんの素晴らしい物語が世に送り出されていくのだろうと思いますが、わたしは世界にあるほんの一部分の物語しか知らずに死んでいくのでしょう。わたしが死んでからもいくつもの物語が生まれていく。それがわたしはくやしい。くやしいからこそ、わたしは今知ることのできる最大限を取り込みたいと思う。

いろんな人間が、「人の一生は短い」と言います。その中で何を為せるのか、わたしはやってみたい。わたしのやりたいことで、もし、できるだけ多くの人にそれを知ってもらえたら、それはものすごく嬉しいことだろうな、と思います。

その夢をなせている人がいる事実を知りつつ、甘えず、わたしは進んでいきたいです。

 

難しい事を考えようとしても、脳みそが未熟すぎてうまくまとめられません。

はやくシワが増えますように。

 

おやすみなさい。